本リポジトリは、LinuxおよびWindows環境で利用できる各種設定ファイル(dotfiles)を管理しています。
また、それらのシンボリックリンクを自動で作成・削除するバイナリが含まれています。
本リポジトリは、シンプルな構成を心がけています。
必要になったものを追加し、使わなくなったものを(できるだけ)削除します。
WindowsとDebianのどちらでも同じように開発できること、またVSCodeとneovimで統一感のある操作体験を得られることを重視しています。
各ツールや環境のデフォルト設定を意識して管理しています。
操作は主にキーボードで行い、マウスは補助的に使う方針です。
- Bash
- Powershell(Windows)
- mise
- Git
- Vim
- neovim
- VSCode
セットアップはsetup/bin配下のバイナリを実行するだけです。
注意:dotfilesリポジトリの設定ファイルを相対パスで参照しているので、バイナリは移動しないでください。
- setup:シンボリックリンクの作成(ツールのインストールは未対応)
- remove:シンボリックリンクの削除
- Vimのデータディレクトリも削除(Linuxの場合は
~/.vim、Windowsの場合は~/vimfiles) - neovimのデータディレクトリも削除(Linuxの場合は
~/.local/share.nvim、Windowsの場合は~/AppData/Local/nvim-data)
- Vimのデータディレクトリも削除(Linuxの場合は
このリポジトリのセットアップは、$PROFILEおよび$APPDATAのパスを変更していないことが前提です。
これらのパスを変更している場合は、dotfilesのリンク先や動作に問題が生じる可能性があります。
なお、Windows環境でsetupスクリプトを実行すると、PowerShellの実行ポリシーが自動でRemoteSignedに変更されます。
setupスクリプトを実行すると、「現在のdotfilesシンボリックリンク一覧」が表示されます。
dotfilesで管理していないシンボリックリンクは「その他」として区別されます。
不要なシンボリックリンクを簡単に探せます。
.vscodeディレクトリで、VSCodeの推奨拡張機能を管理しています。
このリポジトリをルートにVSCodeを開くと、.vscode/extensions.jsonに記載された推奨拡張機能のインストールを促す通知が表示されます。これにより、環境を簡単に統一できます。
Windows環境とWSL環境どちらでも使いたい場合、Windows環境にdotfilesをクローンして、WSL環境から/mnt/c/以下のクローンしたdotfilesにシンボリックリンクを貼る運用がおすすめです。
setup/build.shでビルドできます。dockerコマンドをsudoなしで実行できる必要があります。
ビルド済みバイナリをテストするには以下のコマンドを使えます。
docker run --rm -it \
-v "$(pwd)":/home/testuser/dotfiles \
debian bash -c "\
groupadd -g $(id -g) testgroup && \
useradd -u $(id -u) -g $(id -g) -m testuser && \
chsh -s /bin/bash testuser && \
chown -R $(id -u):$(id -g) /home/testuser && \
cd /home/testuser && \
su - testuser \
"