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kawagoe 入り MicroSD カードの作り方(経験者向け概要版) #2

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hfu opened this issue Jan 18, 2020 · 2 comments
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@hfu
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hfu commented Jan 18, 2020

このテキストについて

2020-01-17 に実施した演習(経験者向け)に用いる MicroSD カードを、Raspberry Pi Zero W をベクトルタイルサーバにするまでを参考にしながら書き込んだ際の手順を記録したもの

0. 事前準備

  • このテキストに記載された作業方法では、Raspberry Pi からインターネットに接続する必要がある。このテキストでは WiFi でインターネット接続するようにしている。事前に、WiFi 接続情報を(SSID とパスコード)をメモしておくと作業がスムーズである。
  • これまでに raspberrypi.local という名前で Raspberry Pi に接続したことがある場合、この作業で書き込んだ MicroSD から起動した Raspberry Pi は raspberrypi.local という名前であるのに別のシステムであることから、ssh で接続する際に POSSIBLE DNS SPOOFING DETECTED というエラーが出る。これを予防するために、~/.ssh/known_hosts から raspberrypi.local 該当行を削除する。執務用コンピュータで ssh でリモートホストに接続することはまれなので、~/.ssh/known_hosts を単純に削除することでも用は足りることが多いだろう。例えば、Windows PowerShell では del ~/.ssh/known_hosts とする。

1. Raspbian OS を書き込む

2. 空ファイル ssh を boot パーティションに作る

  • balenaEtcher が正常に書き込みを終了すると、MicroSD カードはいったんアンマウントされる(のが balenaEtcher のデフォルト設定であるようだ)。MicroSD カードを一旦外してもう一度いれることにより、ホスト PC でマウントすると、ボリューム名 boot というディスクが見えるはずである。
  • boot にルートディレクトリに ssh という名前の空ファイルを作成する。このファイルが存在することで、Raspberry Pi が立ち上がった時に外からの ssh 接続が可能になるからである。
  • 具体的には、Windows PowerShell で notepad ssh とすることでファイルを新規作成し、何もタイプせずに保存するということで空ファイルを作成することができる。
  • これができたら、MicroSD カードを取り出し処理して、ホスト PC から外す

3. Raspberry Pi を立ち上げてログインする

  • 先ほど取り外した MicroSD カードを Raspberry Pi に差し込んでから Raspberry Pi を電源に接続し、立ち上げる。
  • Ethernet ケーブルを使って、Raspberry Pi と PC を直結する。
  • PC のシェルから ssh [email protected] として、Raspberry Pi にログインする。デフォルトのパスワードは raspberry である。

4. WiFi ネットワークに接続する

  • sudo raspi-config として設定ツールを立ち上げる。
  • [2 Network Options] - [N2 Wi-Fi] を辿って、利用する WiFi ネットワークの SSID とパスコードを入力する。
  • Raspberry Pi と WiFi ネットワークの接続が確保されるまで少し待つ必要があるかもしれない。
  • 必要であれば、ping [よく知られたドメイン] で導通確認する。

5. Raspbian OS のアップデート

  • sudo apt update
  • sudo apt upgrade。表示に応じて yq を打鍵する必要があるかもしれない。
  • sudo apt install curl git tmux rubyy を打鍵する必要がある。

6. Docker をインストール

  • curl -fsSL https://get.docker.com | sh により、Docker を Raspbian OS にインストールする。
  • sudo usermod -aG docker pi により、ユーザ pi でも普通に Docker が使えるように設定する。
  • いったん exit して PC の OS まで戻り、再び ssh [email protected] して Raspbian OS にログインしなおす。これにより、docker コマンドをユーザ pi が普通に使えるようになる。

7. Raspbian OS に kawagoe をインストール

  • docker に正しく入るためのコマンドを使えるように、kawagoe を Raspbian OS にインストールする。
  • git clone https://github.com/un-vector-tile-toolkit/kawagoe.git

8. Docker コンテナイメージ unvt/kawagoe を導入

  • 実際の演習を行う舞台である、Docker コンテナイメージ unvt/kawagoe を導入する。
  • docker pull unvt/kawagoe

以上でインストールは終了である。なお、WiFi 接続情報を削除しておくのであれば、rm /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf として設定ファイルを削除する。

@mapconcierge
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mapconcierge commented Feb 3, 2020

2. 空ファイル ssh を boot パーティションに作る

の notepad ssh ですが、 自動的に拡張子 .txt が付いてしまうのでリネームが必要でした。
簡単なのは cp コマンドで cp ssh.txt ssh と複製してしまうのがわかりやすいですね。 :-)

@hfu
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Member Author

hfu commented Feb 16, 2020

このプロセスについて、YouTube ビデオにしてみました。
https://youtu.be/tBLCQ3D4qPU

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