2024/9/14
鳥取大学農学部地理情報科学研究室
Meetupとは、趣味や興味、職業などを共有する人々が集まって交流するためのイベントやコミュニティのことです。
FOSS4G Meetup 山陰は、山陰地方に縁のあるみなさんで、FOSS4Gやオープンソース、オープンデータについての知識や経験を共有し、ネットワーキングを行うことを目的としています! もちろん、山陰地方以外からの参加も歓迎します!
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開催趣旨 鳥取大学農学部地理情報科学研究室は、里地里山を対象とし、FOSS4Gやオープンデータを活用した研究を行っています。これらの研究の推進のために、主に、山陰地方在住、もしくは山陰地方に縁のある方々に、FOSS4G、オープンソース、オープンデータについてご講演を頂き、今後の研究の推進とコミュニティ形成のきっかけとすることを目的とします。
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主催、日時、場所
- 主催:鳥取大学農学部生命環境農学科地理情報科学研究室
- 共催:(一社)OSGeo日本支部
- 日時及び場所:
- 9月14(土):講演会 13:00〜17:00
- 鳥取大学農学部会議室
- 9月15(日):ハンズオン 10:00〜13:00(予定)
- 鳥取大学農学部第1講義室および第2講義室
- 9月15(日)午後〜9月16日(祝)午前:現地視察、巡検(予定)
- 鳥取市内の公共交通や、鳥取砂丘等の自然環境の視察
- 9月14(土):講演会 13:00〜17:00
- 参加費:無料
- タイムテーブルおよび、発表者、講演タイトル、概要。
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開会挨拶(13:00 - 13:05):岩崎亘典(鳥取大学/(一社)OSGeo日本支部)
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講演1(13:05-13:25):加賀谷 仁秀(株式会社GEOソリューションズ 開発部)
- タイトル:Three.jsベースのGISフレームワークiTownsのご紹介
- 概 要:iTownsは様々な地理空間情報を可視化するために開発されているオープンソースのWebGISフレームワークです。
iTowns自体のユーザー数は多いとは言えないものの、WebGLを扱うライブラリとして筆頭格であるThree.jsをベースに開発されていることにより、「GIS技術者が可視化技術について手を動かしながら学ぶ」等の特定の場面で大きな力を発揮します。
本講演では、iTownsの開発コンセプトや活用例を、他のWebGISライブラリ等と比較しながら紹介します。
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講演2(13:25-13:45):伊勢 紀(Pacific Spatial Solutions 株式会社)
- タイトル:クラウドネイティブ時代の3D〜データの民主化とPSSの取り組み〜
- 概 要:空間データの民主化という視点から、現在Pacific Spatial Solutionsが取り組んでいる3Dプラットフォームの開発状況をデモを交えてご紹介します。
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講演3(13:45-14:05):東野 正幸(鳥取大学工学部)
- タイトル:FOSS4Gを活用したユーザ参加型E-Farmingシステムの研究開発
- 概 要:鳥取大学乾燥地研究センターの先生からお誘いを受けたことをきっかけに、モバイル端末を利用したユーザ参加型E-Farmingシステムに関する共同研究を進めています。本研究開発では、ローテクとハイテク、クローズドとオープン、そして異分野の融合という多様な要素が集まった中での社会実装プロジェクトに取り組んでいます。本発表では、プロジェクトを進める中で得られた様々な知見とFOSS4Gの活用事例について紹介します。
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講演4(14:05-14:25):伊藤 昌毅(東京大学大学院情報理工学系研究科、元鳥取大学工学部)
- タイトル:公共交通オープンデータ活用のすすめ −鳥取でも出来る!世界標準形式GTFSデータを使いこなそう−
- 概 要:鳥取県内のバス会社も公開しているGTFSデータを利用すれば、公共交通のアプリ開発やデータ分析が簡単に出来るようになります。GTFSは世界共通のフォーマットなので、データ活用のツールやノウハウも世界共通です。日々の暮らしと世界の公共交通に役立つデータ活用の進め方について紹介します。
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休憩(14:25-14:40)
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講演5(14:40-15:10):村橋 究理基(松江工業高等専門学校情報工学科)
- タイトル:公共の場にある銅像で遊んだり、気象データで遊んだり
- 概 要:自由に出入りできる公園などにおいてある銅像や建造物などは「公開の美術の著作物」として著作権の例外規定があり、色々と遊んでオープンデータにしてみた話や、オープンデータである気象予測データを使って色々している話を紹介します。
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講演6(15:10-15:30):米 康充(島根大学生物資源科学部)
- タイトル:森林・林業におけるQGISの普及と航空機レーザデータの活用
- 概 要:森林・林業におけるQGISの普及状況を報告するほか、森林分野で利用の進む航空機レーザデータの活用事例を紹介する。
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講演7(15:30-15:50):星野 賢史(鳥取大学大学院)
- タイトル:私のGIS歴と大学院研究での展望
- 概 要:私のGIS歴について簡単に紹介するとともに、なぜGISやプログラミングをするようになったか事例紹介をします。
そして大学院研究(三次元点群データの解析)でのGISの活用事例について紹介します。
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講演8(15:50-16:10):藤本 悠(芸術文化観光専門職大学)
- タイトル:なぜ、地理学では「オープン」であることが受け入れられるのか?
- 概 要:医療分野で研究を行うようになり、知識、技術、データの共有のあり方については全く異なる「文化」を目の当たりにするようになりました。医療分野と比較し、地理学は「オープン」あるいは「公共性」という観点に対して肯定的であるように感じるようになりましたが、そうした地理学の「文化」はどのように醸成されてきたのでしょうか?また、そうした地理学の「オープン」な性質が他の分野に対して影響を与えるとするならば、どのような力を持っているのでしょうか?研究といえる段階には程遠く、十分な検証はできていませんが、地理学史や中世キリスト教の宗教観などにも触れながら、徒然なるままに私論を展開してみたいと思います。
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休憩(16:10-16:20)
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LT大会(1演題 5分)(16:20-16:55)
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閉会挨拶(16:55-17:00)
- その他
- 参加費は無料です。参加申込ページは以下になります。
- connpass FOSS4G 山陰 Meetup 2024@砂丘
- Wi-Fiについては、eduroamを利用可能です。利用希望の方は、参加申込ページにて、お申し込みください。
- 以上、8月19日更新
- 14日は、登壇予定者による講演会を行います。
- 講演会の最後に、希望者によるLTの時間も準備しています。
- また終了後、鳥取駅周辺にて情報交換会を開催予定です。
- 15日の午前中は、第1講義室にて、初心者向けのQGISの使い方に関するハンズオン(実習)をおこないます。第2講義室においては、特にテーマを設定せず、FOSS4Gやオープンデータに関する情報交換や作業を行うための場所として開放する予定です(いわゆるもくもく会)。
- 15日午後と16日午前中には、希望者について、鳥取市内の公共交通や、鳥取砂丘等の自然環境の視察を行う予定です。
- 詳細なプログラムについては、決まり次第、お知らせします。